RENOVATION
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中古マンション × リノベーション
中古マンション × リノベーション (京都市S様邸 お客さまの声)
気長に物件を探すはずが、最初に見学した中古マンションが気に入って即決されたSさま。リノベーションは可愛すぎず無骨すぎず、好きなものしか置かずをルールに、DIYも楽しみながら進められたそうです。
■リビングにレンガ壁!一角だけなのにインパクトがありますね。
存在感があって、これだけでおしゃれに見える気がします(笑)。初めは特に決めたスタイルが無く、これもあれも好きやしと迷っていたら、Signの巽さんがヴィンテージ感のあるレンガタイルはどうですかと提案してくださって。じゃあレンガをベースに、しっくりくるものを組み合わせていこうと全体の雰囲気を作りあげていった感じです。
■以前のお住まいは?
ワンルームより少し広い賃貸でした。ひとり暮らしを10年ほどしていて、徐々に生活で本当に必要なもの、自分の好きなものが分かってきて。でも、賃貸なので手を加えるのは部屋にものを飾ったりテーブルを変えたり程度でした。
■賃貸だとやっぱり制限がある、 だからリノベーションを?
実は2年前、中古物件を検討しようかと大阪の会社に話を聞きにいって、リノベーションについて教えていただいたんです。それで具体的なイメージがつかめ、自分に合うなと。当時は良い物件に出合わなくて実現しなかったけれど、その後もたまに京都でリノベーションの会社ないかなとインターネットで検索していました。
■それでSignを見つけたんですね。
ええ。自転車で行ける距離だったし、雑貨のお店もされていたので一度見てみようと訪ねました。お店は自分が作りたい部屋の雰囲気に近かった。巽さんは常にニコニコとされていて話しやすく、初対面なのに不思議な安心感がありました。もう一つ、惹かれたのはDIYができること。もともと作るのは好きだし、巽さんも一緒にやりますしと言ってくださったので、物件探しからお願いを。ゆっくり時間をかけて決めればいいやと思っていました。
■実際はすぐに決められたとか。
最初の物件を基準にして考えようと見学してみたら、最上階で窓から大文字が見えるんです。この景色が気に入って。室内は好きにリノベーションするから何でもいいし、Signさんならお任せしても好きなテイストになるだろうと、見に来て30分で「ここにします」と(笑)。実家が近いこと、交通便の良さもポイントでした。
■ちなみに新築は検討されなかったんですか?
システムキッチン、田の字型の間取り、壁紙を選べない…そういう点があまり好きじゃなくて。新築は“できあがっている感”があるけれど、リノベーションなら決まった形が無く自分の好きにできるでしょう。例えば、自作のカーテンをかけるとしても、完成された空間ではきっと浮いてしまう。でもリノベーションならぴったり合うかなと。
■そのリノベーションではどんな要望を?
真っ白い女の子ぽい部屋が嫌で、無骨な感じが好きだったんですね。こんな風にしたいとお話ししたら、巽さんはレンガタイルだったりキッチンコンロだったりを探してこられて「たぶんお好きだと思う、どうですか」とたくさん提案してくださいました。 全体としては天井が低く狭い感じがするので、6畳の部屋が4つあったのを和室だけ残し、あとはすべて間仕切壁を取っ払って1つの空間にとオーダーしました。
■打ち合わせは毎回、時間をかけて?
そうです。約2カ月間でほぼ毎週1、2時間しっかり時間をとっていただいて。2年前に行った他社さんはいくつかの選択肢から選ぶスタイルだったんですけど、Signさんはすごく自由なところも良かった。私はああしたいこうしたい、棚一つとってもここは何センチでと指定も。 工事始まってからも、こうしたらどうですかと提案してくださって、変更もできて。壁紙にしても「最後でいいですよ。部屋の雰囲気ができてからのほうがイメージしやすでしょうし」と言ってくださいました。
■DIYは存分にされましたか?
クローゼットの扉に和室のドア、キッチン棚、カウンター、本棚、けっこう塗りました。和室のドアは母に手伝ってもらって。母は書道の先生で器用、上手に塗るので、巽さんも驚いてました。このドアの仕上げは私がしたので母娘合作ですね。楽しかったし、自分で塗ったというだけで満足。いっそう愛着が湧きます。
■拝見するとキッチンやリビングは無骨で格好よく、寝室はちょっと可愛らしく、和室にはモダンさを加えてと、部屋によって表情が違って素敵です。それぞれこだわりが?
各空間がケンカしないように少しだけ雰囲気を変えていて、それぞれに合わせて好きなものだけ集めました。 寝室で言えば、クッションフロアはモロカン、モロッコタイルの柄に。壁紙はインターネットで見つけ、大阪のお店で見本を確認してイギリスから取り寄せたものです。花柄なのに毛虫や芋虫がいて可愛くないのがいい(笑)。ただ全然届かなくて、工事後に特別に貼ってもらいました。 キッチンでは、昔ながらのステンレスのシンクを、TOTOの白いシンクに。変えはじめたら他も合わせて変えたくなって鉄フレームのキッチンにしました。カウンターは脚が床に届かないイスに座りたいと高さをあげてもらい、本棚なども五センチ単位で修正してもらってます。 和室は、襖に洋風の壁紙を貼ろうかと思ったけれど、ここはやっぱり和がいいなと既存のものをそのまま、ただ少し寂しかったのでウォールステッカーを。全体のバランスは母に見てもらって「どこがいい?」「そこはあかん」みたいに微調整をして貼りました。
■住み心地はいかがですか?
好きなもので全部そろえているから、家に居るのが飽きないんです。満足度は100%、これ以上はないかなと思うくらい。入り口のギャラリーは飾るものを入れ替えられるし、カーテンやウォールステッカー、小物なんかも住んでからいろいろ変えられてまた遊べるなと。この家は私の大きなおもちゃですね。
■Signはどんな方にお勧めですか?勧めるとしたら何とおっしゃいますか?
私のようにおうち大好きで、こだわりの家を作りたい方、家を自分の好きな世界にしたい方に。巽さんなら細かいところまで相談でき、それを形にしてくださるからとお勧めしたいです。棚も5センチ単位で決められますし(笑)。
ありがとうございました。
(インタビュー:茂内希保子 撮影:エバラヒデヲ)
気長に物件を探すはずが、最初に見学した中古マンションが気に入って即決されたSさま。リノベーションは可愛すぎず無骨すぎず、好きなものしか置かずをルールに、DIYも楽しみながら進められたそうです。
■リビングにレンガ壁!一角だけなのにインパクトがありますね。
存在感があって、これだけでおしゃれに見える気がします(笑)。初めは特に決めたスタイルが無く、これもあれも好きやしと迷っていたら、Signの巽さんがヴィンテージ感のあるレンガタイルはどうですかと提案してくださって。じゃあレンガをベースに、しっくりくるものを組み合わせていこうと全体の雰囲気を作りあげていった感じです。
■以前のお住まいは?
ワンルームより少し広い賃貸でした。ひとり暮らしを10年ほどしていて、徐々に生活で本当に必要なもの、自分の好きなものが分かってきて。でも、賃貸なので手を加えるのは部屋にものを飾ったりテーブルを変えたり程度でした。
■賃貸だとやっぱり制限がある、 だからリノベーションを?
実は2年前、中古物件を検討しようかと大阪の会社に話を聞きにいって、リノベーションについて教えていただいたんです。それで具体的なイメージがつかめ、自分に合うなと。当時は良い物件に出合わなくて実現しなかったけれど、その後もたまに京都でリノベーションの会社ないかなとインターネットで検索していました。
■それでSignを見つけたんですね。
ええ。自転車で行ける距離だったし、雑貨のお店もされていたので一度見てみようと訪ねました。お店は自分が作りたい部屋の雰囲気に近かった。巽さんは常にニコニコとされていて話しやすく、初対面なのに不思議な安心感がありました。もう一つ、惹かれたのはDIYができること。もともと作るのは好きだし、巽さんも一緒にやりますしと言ってくださったので、物件探しからお願いを。ゆっくり時間をかけて決めればいいやと思っていました。
■実際はすぐに決められたとか。
最初の物件を基準にして考えようと見学してみたら、最上階で窓から大文字が見えるんです。この景色が気に入って。室内は好きにリノベーションするから何でもいいし、Signさんならお任せしても好きなテイストになるだろうと、見に来て30分で「ここにします」と(笑)。実家が近いこと、交通便の良さもポイントでした。
■ちなみに新築は検討されなかったんですか?
システムキッチン、田の字型の間取り、壁紙を選べない…そういう点があまり好きじゃなくて。新築は“できあがっている感”があるけれど、リノベーションなら決まった形が無く自分の好きにできるでしょう。例えば、自作のカーテンをかけるとしても、完成された空間ではきっと浮いてしまう。でもリノベーションならぴったり合うかなと。
■そのリノベーションではどんな要望を?
真っ白い女の子ぽい部屋が嫌で、無骨な感じが好きだったんですね。こんな風にしたいとお話ししたら、巽さんはレンガタイルだったりキッチンコンロだったりを探してこられて「たぶんお好きだと思う、どうですか」とたくさん提案してくださいました。 全体としては天井が低く狭い感じがするので、6畳の部屋が4つあったのを和室だけ残し、あとはすべて間仕切壁を取っ払って1つの空間にとオーダーしました。
■打ち合わせは毎回、時間をかけて?
そうです。約2カ月間でほぼ毎週1、2時間しっかり時間をとっていただいて。2年前に行った他社さんはいくつかの選択肢から選ぶスタイルだったんですけど、Signさんはすごく自由なところも良かった。私はああしたいこうしたい、棚一つとってもここは何センチでと指定も。 工事始まってからも、こうしたらどうですかと提案してくださって、変更もできて。壁紙にしても「最後でいいですよ。部屋の雰囲気ができてからのほうがイメージしやすでしょうし」と言ってくださいました。
■DIYは存分にされましたか?
クローゼットの扉に和室のドア、キッチン棚、カウンター、本棚、けっこう塗りました。和室のドアは母に手伝ってもらって。母は書道の先生で器用、上手に塗るので、巽さんも驚いてました。このドアの仕上げは私がしたので母娘合作ですね。楽しかったし、自分で塗ったというだけで満足。いっそう愛着が湧きます。
■拝見するとキッチンやリビングは無骨で格好よく、寝室はちょっと可愛らしく、和室にはモダンさを加えてと、部屋によって表情が違って素敵です。それぞれこだわりが?
各空間がケンカしないように少しだけ雰囲気を変えていて、それぞれに合わせて好きなものだけ集めました。 寝室で言えば、クッションフロアはモロカン、モロッコタイルの柄に。壁紙はインターネットで見つけ、大阪のお店で見本を確認してイギリスから取り寄せたものです。花柄なのに毛虫や芋虫がいて可愛くないのがいい(笑)。ただ全然届かなくて、工事後に特別に貼ってもらいました。 キッチンでは、昔ながらのステンレスのシンクを、TOTOの白いシンクに。変えはじめたら他も合わせて変えたくなって鉄フレームのキッチンにしました。カウンターは脚が床に届かないイスに座りたいと高さをあげてもらい、本棚なども五センチ単位で修正してもらってます。 和室は、襖に洋風の壁紙を貼ろうかと思ったけれど、ここはやっぱり和がいいなと既存のものをそのまま、ただ少し寂しかったのでウォールステッカーを。全体のバランスは母に見てもらって「どこがいい?」「そこはあかん」みたいに微調整をして貼りました。
■住み心地はいかがですか?
好きなもので全部そろえているから、家に居るのが飽きないんです。満足度は100%、これ以上はないかなと思うくらい。入り口のギャラリーは飾るものを入れ替えられるし、カーテンやウォールステッカー、小物なんかも住んでからいろいろ変えられてまた遊べるなと。この家は私の大きなおもちゃですね。
■Signはどんな方にお勧めですか?勧めるとしたら何とおっしゃいますか?
私のようにおうち大好きで、こだわりの家を作りたい方、家を自分の好きな世界にしたい方に。巽さんなら細かいところまで相談でき、それを形にしてくださるからとお勧めしたいです。棚も5センチ単位で決められますし(笑)。
ありがとうございました。
(インタビュー:茂内希保子 撮影:エバラヒデヲ)
MOVIE & PHOTOS
Data
物件名 | 京都中京区S様邸マンションリノベーション |
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工事内容 | 全面リノベーション 「オーナー様参加型のDIYリノベーション」 |
構造 | 鉄筋コンクリート造 |
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POINT01今回も定番の、お客様参加型のDIYリノベーションです!ご家族で協力しながらの作業です(^^)/家具の塗装やドア・ドア枠の塗装と今回もなかなかの施工範囲をDIY作業されました!普段からDIYはお好きのようで手慣れた感じでドンドンと進められます!
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POINT02規制品のキッチンは何か味気ないとのことで今回はアイアンフレームを使ってオリジナルキッチンを制作!!!扉はあえてつけずにオープンに!もちろん木部の塗装はお客様DIYです!!!
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POINT03主寝室とリビングとの間の間仕切りを併用したオリジナルオーダー家具!主寝室からはベットを置いた高さより上部を収納に、リビングからはその下の部分を収納にしたアイディア家具!こちらの塗装もお客様DIYです!!!