京都 狭小住宅 その⑤ 成長する人と住まい
将来の家族の姿を想像してください。
人生の節目節目で暮らし方や動線の編集、時にはリセットしていく姿勢が必要です。
結婚や出産・子育て・子供の成長・子供が巣立ちして夫婦2人に戻る時期、それぞれの段階、それぞれの家族構成、それぞれの生活スタイルにより暮らし方を変えていく必要性があるでしょう。
人が成長するように、暮らしや住まい方も成長するのです。
代表的なのが子供です。子供部屋は常に変化する最たるものです。必要に応じてつくり、いらなくなったらとり払う。子供が小さい時は最初から人数分の個室はつくらないことがコツです。親は子供が目のとどく所にいることを望みますし、子供も親の側が安心ですよね(*^_^*)
なので、
あまり空間を仕切らず空間を解放的に使う。
子供が小さいときは親子で一緒に使い、子供の成長に合わせて家具を移動させてたりして間仕切りをつくる。etc・・・。
家具を移動させるのはちょっと・・・いう方は建てたり外したりできる建具を利用する方法もありますよ!(^^)!
逆に家の中で引っ越しをする方法もあります!
たとえば、寝室も年中ここと一カ所に固定しなくてもイイ。
夏は涼しい1階に引っ越しするなど季節や状況によって変えてみてはどうでしょうか?
ポイントは固定概念にとらわれずフレキシブルに対応する気持ちとフレキシブルに対応できる空間(ワンルーム)だと思います。
使い方は、人それぞれです。
自分のスタイルに合った空間を暮らす中で造り替えてください(*^_^*)