京都 狭小住宅 その④リビングとお気に入りスペース
「ホォとくつろげる」 「まったりする」 「ほっこりする」・・・。
こんなキーワードから思い浮かぶのは以外にこじんまりした空間ではないでしょうか?
キッチンの片隅に置いた椅子だったり(*^_^*)
男性なら子供の時につくった秘密基地なるものを連想するかもしれません。
押入れの中に自分の好きなものを集めて自分だけの空間をつくる!
楽しかった~(*^_^*)
大人になった今でも自分の好きなものがある空間に心地よさを感じます。
大きな窓にかこまれた解放感いっぱいの部屋。そこにももちろん気持ちよさはあります。
でも、反対に窓がポツンとあるだけの小さな場所。 そんな場所にも不思議と心地良さがあるのです。
現実問題小さな家にLDKという響きにふさわしい広さの部屋がとれないことが多くあります。でも決して後ろ向きな意味合いではないのです。
LDKとは、家族団らんの場所ですよね。
家族団らんがもっとも結実するのは、みんなで食事をするダイニングスペース(D)ですからキッチンスペース(K)とダイニングスペース(D)がつながってのは自然であることに間違いはありません。
しかし、リビングルーム(L)については玄関、階段、廊下もすべてリビングルーム(L)と考えてみてはどうでしょうか?階段に腰掛けたり、柱にもたれて座ったり、段差に寄りかかったりとそれぞれがお気に入りスペースを見つけ出して全体が暖かく、近く、つながっている感覚で過ごすことができます。
小さな家は、
それぞれの家族の工夫が家族の団らんをつくっているのです(*^_^*)
LDKは何帖って?
面積にとらわれがちだけど
感覚的は広さって面積じゃないんです。
空間なんです!